生命保険会社,経営状態,有価証券

生命保険会社各社は経営状態に大きな打撃

2008年3月31日、日経平均株価が期末で大幅に下げた影響により、生命保険会社各社は経営状態に大きな打撃を受けています。日本国内で運営されている最も大きな生命保険会社は日本生命保険なのですが、2007年の3月と比較すると、有価証券全体の含み益が何と3兆3800億円も減少したと発表しています。今回発表された日本生命保険の有価証券には債券も含まれている模様。

また、もちろん最大手の日本生命保険だけが損失を受けているわけではなく、その他の生命保険会社においても今回の株安が大きく影響している模様です。日本生命保険では含み益が減少したにとどまっているのですが、朝日生命保険などは有価証券の含み益が全て吐き出されて逆に含み損を抱えた模様。

このように株価下落によって経営に打撃を受けたのは生命保険会社だけにとどまらず、大手銀行なども大きなダメージを受けています。大手の6銀行グループにおける保有株式の含み益は何と60パーセント以上も減少、3兆5000億円程度に減少しています。これは公表された数字ではなく、第一生命経済研究所が株価と財務資料から試算したものです。三菱UFJでは含み益が1兆1200億円、みずほ銀行は7900億円、三井住友銀行が7800億円程度に減少する模様。これによって大手銀行6グループの自己資本比率は1ポイント近くも減少することになります。