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銀行窓口で保険の問題販売4250件

 2007年9月12日、全国生命保険労働組合連合会は、2006年1月から2007年6月の間に銀行窓口における保険販売で、融資先に対して銀行が圧力販売などを行なった問題事例が4250件あったと発表しています。

 4250件の問題販売の内訳は、顧客データの流用が1609件、圧力販売が1323件、不適切募集が817件。これらの問題事例の統計は、生命保険会社の営業職員が顧客から得た情報を元に作成されています。

 銀行窓口での保険販売において特に問題が多く指摘されているのは、高齢者に対する個人年金保険契約です。主なトラブルの事例としては、元本保証のある定期預金を希望して銀行を訪れたにも関わらず、強引な手法で変額個人年金保険を契約させられた・よくわからないまま個人年金保険を契約させられたのでその後解約したら、クーリングオフはできないといわれて多額の解約手数料を徴収された、などの事例が挙げられています。

 今回の調査以前にも、2002年10月から2005年3月までに個人年金保険の銀行窓口販売に関して寄せられた苦情・相談の事例データが存在します。これによると、期間中の相談件数は264件で、70歳以上の高齢者が半数となっています。よく分からないまま銀行を訪れている高齢者を食い物にしているのではないか・・・と言われても反論できないのが現状といえるでしょう。

 実際に、インターネット上の相談サイトやQ&Aサイトなどでは、生命保険契約に冠する疑問で溢れかえっています。特に多いのが、「自分の親がわけのわからん契約を結ばされて帰ってきたのだが・・・」という相談。景気が悪くなると、営業手法までも悪に染まっていくのでしょうか。