日本損害保険協会が損害保険商品を販売する募集人の資格に対して更新制度を導入する予定であることが分かりました。
2008年4月より、日本損害保険協会が損害保険商品を販売する募集人の資格に対して更新制度を導入する予定であることが分かりました。最近の損害保険会社では保険料の過大徴収や保険金不払いが頻発しているために踏み切る措置。保険金の不払い問題に対して、とりあえずトップの方でもポーズを取ってみたようです。
現在の資格をもつ人は日本全国で約190万人。これまでは一度資格を取得すると無期限で有効だったものを、今後は一定期間ごとに取得しなおすものに変更する方針。ただでさえ忙しい営業の人がもっと忙しくなって、アフターフォローがおろそかになっては困るのですが・・・。
保険金の不払いや保険料課題徴収が発覚した各生命保険会社では、これらの件に関して商品が複雑化してきたことによるシステムチェックに不備が出たことや内部管理に問題があったと述べています。だったらシステムを何とかしろ、と言いたくなりますね。
保険金の大量不払いが発覚したのは、実は2005年の秋です。この時に不払いを公表したのは26社でした。しかし、一年後に金融庁が再調査を命じた所、最初の公表よりもはるかに大量の不払いが判明したものです。
今後資格取得のやり直しが行なわれることによってこれらの問題は解決するのでしょうか。近年は生命保険会社の収益率が下がっているため、一律に募集人の育成だけでは解決できる問題ではないかもしれません。各社の創意工夫がいっそう求められる時代に入っているといえるでしょう。横並びの過当競争から一歩抜け出すのはどの生命保険会社なのでしょうか。