生命保険とは、たくさんの人が保険料を出し合って、死亡・病気・怪我などのトラブルに見舞われた人をお互いに助け合うというシステムで成り立っています。
そもそも生命保険とは、たくさんの人が保険料を出し合って、死亡・病気・怪我などのトラブルに見舞われた人をお互いに助け合うというシステムで成り立っています。
病気になったり怪我をしたりして仕事ができない、などという状態になったら治療費を払わなければなりませんし、当面の生活費も必要です。また、一家の大黒柱が万が一死亡したりすれば、残された家族はどうやって生活していけばよいのでしょう。
このようなときのために古くに考案され、多くの人に利用されてきたのが生命保険です。
生命保険の始まりは、イギリスのセントポール寺院の牧師達が葬式代を捻出するために積立を始めたものだと言われています。ただ、このときの生命保険は若い人も高齢者も同じ保険料を払っていたそうです。考えてみれば分かりますが、この生命保険が始まった時に高齢だった人は支払い合計額が少なく、若かった人は支払い合計額が多くなります。結局、この世界初の生命保険は10年ほどで終わりを告げることになったそうです。
また、正式な形をとらなかったものとしては、ハンムラビ法典に記されているもの(これは何と紀元前18世紀頃のものです)や、古代ギリシャ人たちが行っていたと言われる埋葬組合のような保険、中世のヨーロッパにおけるギルドでの相互扶助などが生命保険に当たるとされています。
現在のように近代的な生命保険でないとしても、昔から困った時に助け合う、という意識がある限り、その共同体には保険のようなシステムが存在していたというわけです。
現在の日本では、1月31日が生命保険の日に設定されています。この日が生命保険の日とされているのは、明治15年の1月31日に日本の生命保険で最初の受取人が名乗り出たことに由来しています。生命保険金をこのとき支払ったのは明治生命です。
日本最初の生命保険支払いが行なわれたのは、10日ほど前に心臓病によって他界した警部長の遺族だったそうで、このときに支払われた保険金は1000円だったそうです。ちなみに、このときに警部長本人が払っていた保険料は30円だったとのこと。